Categories: 一般教養・雑学

年金崩壊は近い将来必ず起こる ① vol.977

高齢化社会を迎えようとしている

     日本国民にとって最も関心の高い

 

     「年金問題」

 

 その年金がもはや支払われるのかさえ

 怪しくなってきた。

 

近い将来、

本当に年金は払われ続けるのか?

 

中部大学教授である武田邦彦氏は、

    自身のメルマガで、

 

 「年金は崩壊する」

 

 と持論を展開し、

 

年金以外にも今後の日本に起こりうる

さまざまな現象を予測している。

 

よく「年金は崩壊しない」

という学者もいるが、

 

それは「60歳から月10万円」という約束が

85歳から月2万円」になっても

「年金は年金だ」という、

 

 架空の話にすぎない。

 

我々にとっての年金とは、

 

「最低限の老後を生きるためのお金が、

             定年のころから支給される」

 

これを年金と定義していた。

 

そしてまじめに仕事をして

このお金を手にすることができれば、

 

「これからの人生は

 『揺り籠から墓場まで』

    生活が保障される」

 

という認識が確かにあった。

 

だが、ここにきて

 

それは砂上の楼閣であり、

 

蜃気楼であり、

 

錯覚であったことに気づかされるのである。

 

これからのの日本社会は

  「少子高齢化対策」とか、

 

「保育所を整備して

      子供を産める環境を作る」

 

  などとはまったく関係なく、

 

急速に50歳以上の人が

過半を占めるようになるという

揺るぎない事実が横たわっている。

 

かつて、厚生省の年金課長が

このように述懐していた。

 

積み立てた年金は貰う頃には

価値がなくなっている。

 

その時には賦課型年金に

すればよいと言っても、

 

負担すべき若者はすでにいない。

 

つまり、近未来の日本社会はどうみても

「年金が支払われる」ということは、

 

非現実的 ということになる。

 

このことを政府も、

    メディアもほとんど報道しない。

 

 年金は「赤字だから」という理由で

 徐々に支給年齢と支給額が減り、

 

さらに現在すでに行われている

「介護保険料」などが

いつのまにか導入されることになる。

 

もともと高齢になれば「介護」が

必要な人が増えるわけだが、

最初から年金の計算に入っていない。

 

上述の年金課長の発言から、

政府はまったくそんなレベルでは

ないことがわかる。

 

したがって、我々は政府に頼ることなく、

個人で個人の人生を考えるしかない。

            つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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