三人の石工(いしく) vol.960

仕事に対する認識について、

  経営の神様と呼ばれる、

 

  ピーター・ドラッカー氏は

  著書「マネジメント」において、

  次のように記している。

 

三人の石工の話がある。

 

 何をしているのかを聞かれて、

 三人がそれぞれが、

 

「暮らしを立てている」

 

「石切りの最高の仕事をしている」

 

「教会を建てている」と答えた。

 

同じしごとに取組んでいても、

その捉え方は三者三様であることを

例示している。

 

ドラッカー氏は著書のなかで、

 

 「三人目の石工が

  マネジメントの人間である」

 

と評している。

 

それでは、

「何のために仕事をしているのか」

と問われた時、

 

自分ならどのように返答するだろうか。

 

まずは、

 

 「自分に与えられた仕事が

  会社や組織の目標と、

 

 どのようにつながっているのか、

 売上げや生産性にどのように貢献するか」

 

を考え直すことが重要だと、彼は言う。

 

一人ひとりが自身の仕事の目的や

企業の目標をしっかりと認識した時、

 

団結力が深まるとともに、

より良い成果になって表れるものだ。

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

Recent Posts

中国人の歴史認識⑫  vol.1121

◇ 抗日戦争中、  …

12か月 ago

中国人の歴史認識 ⑪ vol.1120

◇ 今日、中国の人々は、 &n…

1年 ago

中国人の歴史認識⑩ vol.1119

◇ 現代の日本人にとって、 &…

1年 ago

中国人の歴史認識⑨  vol.1118

◇ 中国の歴史的記憶の中で、 …

1年 ago

中国人の歴史認識⑧  vol.1117

◇ 1931年9月18日 &n…

1年 ago

中国人の歴史認識⑦ vol.1116

◇ 中国で歴史が語られる場合、…

1年 ago