◇ 一般通貨にない
ビットコインの特徴は、
「政府による価値保証がないことだ」
さらに銀行やカード会社を介さず、
個人間で直接やり取りできる。
これにより、
世界のどこにでも短時間に、
ごく低いコストでの送金が
可能になる。
◇ 通貨として使う以上、
偽造や二重使用といった不正をふさぎ、
誰がいくらのビットコインを
保有しているかをきちんと
把握する必要がある。
政府や銀行といった中央機関の
関与なしにこれを実現した点が、
ビットコインが 「革新的」
と呼ばれる理由だ。
そして、
「既存経済への悪影響」については、
むしろ
「政府と金融機関が
管理している現状こそ、
市民に損害をもたらしている」
というのが推進派の立ち位置だ。
◇ 政府と金融機関による
貨幣支配の最大の弊害は、
国家が破綻した際、
国民まで巻き添えになることだ。
個人が国家の犠牲にならない
健全な世界を構築するには、
政府の管理を切り離された
通貨を作ることが不可欠。
ビットコインが普及すれば、
人は国の悪政に縛られることなく、
豊かで平和に生きられる。
◇ しかし、ビットコインを
はじめとする仮想通貨は、
安全性という意味で
まだまだ 未熟であり、もろい。
だが、 仮想通貨の理念、
可能性は限りなく広がる。
仮想通貨の勃興は、
新しい通貨制度の歴史の始まりでもある。
まずは自分の口座を
ウオレットに移し変えて、
ビットコインでの送金を
やってみる価値はある。
また、金融機関おいても
2025年ごろ、
ATMの横にビットコインATMを
設置するようになる可能性もある。
ビットコインは、
まさに「国家に突きつけた挑戦状」であるが、
日本は、案の定法規制等の対応が
後手後手にまわり、
ビックチャンスを逃すことになる。
得体の知れないこの仮想通貨により、
世の中がまた大きく変わろうとしている。
完
<今日の名言>
もし、私が人より遠くを見ているとしたら、
それは、先人の肩の上に立っているからだ。
アイザック・ニュートン
*まずは先人の肩を見つけてください。
先人たちの積み上げてきた「知見」を
生かすことです。
今日一日の人生を大切に!