◇ ビジネスパーソンが、
「人並み以上に仕事で成果を残そう」
と思ったなら、
「たくさんの競争相手がひしめくなかで、
自分が勝ち抜いていけそうなフィールドを
吟味・厳選し、そこでのみ戦う 」
これしかない。
すなわち「戦う土俵選び」が
重要だということだ。
◇ トンビは格闘技のことは
よくわからないが、
一般的には相撲取りが
空手道のルールで戦っても
勝てないだろし、
空手家が剣道のルールで戦っても
勝てないだろうし、
剣道の選手が相撲のルールで戦っても
勝てないのではないかと思われる。
どれだけ横綱になる素質がある人物が
ここにあったとしても、
最初の競技選定の段階で
「空手」あるいは「剣道」を
選んでいたら頂点には立てない。
また、空手、あるいは剣道の世界で
頂点に立てるだけの素質があっても、
その人が相撲の世界で
横綱になれることはない。
◇ すなわち、
仕事の世界で成果を
残していくためには、
「自分がもっとも力を
発揮できるフィールドを
事前に選ぶことが決定的に重要 」
なのだ。
マーケティングで強みを発揮出来ない人が
マーケティングの仕事に就いても
「その他大勢」にしかなれない。
営業の世界で力を発揮できない人が
保険の営業をしても
「その他大勢」にしかなれない。
得手のジャンルで、さらにその剣を磨くから、
その世界で評価されるようになってくる。
◇ 我々がいま、やっていることは
本当にあなたの強みなのかを考え、
いまのキャリアの延長線上に、
強豪ひしめくジャンルで、
勝ち抜いていける確信が持てるのか、
そんなことを考えなければならない。
どの能力を捨て、
どの能力に磨きをかければいいか、
そんなことを一度立ち止まって
考えてみる必要があるようだ。
<今日の名言>
No.1にならなくてもいい、
もともと特別なOnly one
世界に一つだけの花
*ただしこれは人のはなし。
事業においては、やはりNo.1を
めざさなければなりませぬ。
今日一日の人生を大切に!