◇ 菅首相は、
トランプ氏とは相性が
合いそうにない。
バイデン氏とはトランプ氏より
相性が合うと思う。
トランプ大統領が再選になったら、
安倍前首相の再登板もあったが、
バイデン氏なら、その必要はない。
しかし、トランプ大統領は、
2024年の大統領選挙に
出馬すると述べているので、
2024年に当選したら、
安倍首相の再登板もあり得る。
あとは米国の動向を見て、
それに適合して、
日本の戦略を考えていくしかないが、
徐々に米国の衰退が起きているため、
日本は自立した軍事・経済システムを
早急に確立しないといけない。
◇ コロナを機に、世界のあり方が
大きく変わろうとしている。
来年2021年1月の
ダボス会議のテーマは、
「グ レートリセット」
*グレートリセット
より公平で、持続可能で、
強靭な未来を作るためには、
経済社会基盤をリセットする
必要があるという主張
終わりの見えないパンデミックの
災禍が加 わり、
より資本主義・民主主義の
根本に迫る議論が期待されている。
◇ コロナ感染拡大で、
政府も企業も個人も借金を
増やしている。
このため、米国の国民の多くが
借金地獄になっており、
個人の借金を解消する
徳政令を言い始めている。
富裕層から貧困層への富の再分配までも
テーマになっている。
そうしないと、コロナの影響で、
欧米の中間層まで
没落することになるからだ。
「グレート・リセット」と
バイデン大統領の政策は似ている。
富裕層の少ない比較的平等な
現在の日本を目指しているとも見える。
日本も環境政策を重視すると
「グレート・リセット」を見て宣言した。
よって、
環境重視・国民皆保険などの政策が
米国でも実行されることになるのであろう。
そして、その分、軍事費が削減される。
いま、新自由主義的世界(米国)から
統制的資本主義の世界への変化が
求められる。
個人の自由を確保しつつ、
統制された社会が来るのである。
中国のような個人の自由を制限、
監視社会にだけはしてはいけない。
さあ、これからどうなることやら。
完
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