◇ トランプ氏には400億相当の
借金があると言われている。
これの返済期限が迫ってきている
という噂があり、
仮に大統領を退任するにしても、
これをどう処理するかは
頭の痛い問題となっているという噂である。
NYタイムスの報道によれば、
この借金を貸しているのはドイツ銀行で、
ロシアとサウジが裏書きしているという。
ということは、仮に政治亡命するにしても、
この2国は難しい。
では、どこに亡命するつもりなのか?
◇ ドイツ銀行が絡んでいる中では、
EU圏も難しい。
そうなると、
例えばジョンソン首相の英国とか
ネタニヤフ首相のイスラエルなど、
トランプ氏が在任中に
良好な関係を結んだ国が
対象に浮かび上がる。
つまりジョンソン首相とネタニヤフ首相が、
真っ先にバイデン氏に祝意を送った背景には、
「ウチは亡命を
受け入れませんよ」
という意思表示も入っているに違いない。
さらに言えば、
菅総理も同様だ。
サッサとバイデン氏に
祝電を打ったのは、
「ウチは今後、
トランプの面倒は見ない」
という宣言という意味合いが
あったのかもしれない。
◇ そうなると、
一つの可能性として浮上するのは、
北朝鮮 だ。
可能性は極めて小さいが、
亡命先として受け入れておいて、
身柄を人質にして今後の交渉カードにする、
そんな陰謀を金正恩が考えて、
それにトランプが騙されて乗るという
可能性はゼロではない。
また、韓国サイドがその幇助をする
可能性も全くのゼロとは言えない。
仮に、12月などのタイミングで、
トランプが日本などの訪問を
言い出したら警戒すべきだ。
日本を訪問して
晩餐会などの派手な席上で
そっとトイレに立った後で、
「ドロン」というような、
スパイ映画も真っ青のような
シナリオがないとも限らない。
トランプ氏には常識は通用しない。
その場合には、
菅総理は「まともな」相手方と協力して、
この亡命劇を未然に防ぐべきだ。
◇ 仮に何らかのシナリオでトランプ氏が
アメリカ政治の舞台から退場した場合、
例えば2022年の中間選挙、
そして2024年の大統領選においては、
共和党はどんな政治家を出してくるのか。
この問題は共和党だけの問題ではなく、
民主党の中で穏健派と左派が、
いつまで共存できるのか、
という問題も関わってくる話になる。
次の大統領については、
現時点まったく見えないが、
とにもかくにも、
3つのシナリオのいずれでも構わないので、
早く着地して欲しいというのが、
トンビの本音である。 完
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