Categories: 一般教養・雑学

野生動物との共生  vol.890

生態系に関する研究分野では、

 「殺虫剤の逆理」と呼ばれる現象が

  知られている。

 

これは、害虫を駆除するために、

殺虫剤をまくことで、

むしろ害虫が増えることをいう。

 

その理由として、

 殺虫剤が害虫の天敵を駆除してしまい、

 

 その結果として

 生態系のバランスが崩れてしまい、

 不安定化することが挙げられている。

 

一般的に生態系は、

  多くの生物が関わることで、

  その安定性を保っている。

 

多様性が損なわれると、

特定の生物が急に大量発生するなど、

不安定になる。

 

この40年間で、

  地球上の生物の種は、

  60%近く消滅したと推定されている。

 

日本においても、

地域の生態系が大きく変化している。

 

こうしたことが、

熊や猿などが町に出没する

数の増加に影響しているのかもしれない。

 

普段の生活で、

  野生動物の存在と意義を

  意識することは少ない。

 

しかし、地域に生息しているのは

人間だけではないことを認識し、

 

野生動物との共生について、

改めて考えてみることも

必要ではないだろうか?

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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