◇ 米大統領選挙の投票日まで、
いよいよ1週間あまりとなった。
国内では、政権が発足したばかりの
菅首相が物議を醸している。
役人を脅し、メディアを恫喝しながら、
過去8年近く無理やり自分の言うことを
きかせてきた成功体験から、
迂闊にも日本学術会議の任命人事に
口出ししたところ、
学者と国民から反発を食らう事態に
陥ってしまった。
相当に慌てふためいたようで、
とうとう推薦リストを見ていないなどと、
ワケのわからないことを
口走り始めている。
◇ そしてこの間、
ポンペオ国務長官が突然に来日し、
インド、オーストラリアを含めて
日米豪印の4カ国外相会談が開催された。
これは偶然この時期に開催されたような
印象を持つが、 実は違う。
中国が尖閣諸島で暴れ始めているのが
大きな原因であり、
中国の侵攻に対応するために、
米国が急遽、反中国の関係国を
かき集めたというのが、
どうやら真相のようだ。
◇ 中国はこれまで、
台湾に圧力をかけているように見えた。
しかしどうやら、台湾ではなく、
日本の沖縄に極めて近い
「尖閣諸島」に圧力をかけることに
戦略転換したようだ。
◇ この魚釣島の主権が
中国に属するということを、
古い文献資料、法律文書などを持ち出して
ネット上で大々的にアピールすることで、
国際社会の理解を得る作戦を
展開し始めている。
◇ その証拠に、中国系船舶が
この地域に頻繁に姿を現している。
強引にこの領土奪還が
行われることになると、
今回設定された事実上の
アジアNATO軍の4か国が、
中国と実質的な戦闘状態に
突入する可能性も考えられる。
つづく
今日一日の人生を大切に!