◇ コロナ離婚が最近増えている。
みなさんの家庭はいかがだろうか。
今日はその時に慌てないように、
知っていて損をしな知識を伝授する。
◇ 夫婦が離婚するとき、
未成年の子どもがいると
想定した場合、
・どちらが子どもを引き取るのか
・養育費をいくら支払うのか
まず最初にこの2点を
決めなければならない。
今回は妻が親権を持ち、
夫が妻に養育費を支払うとして、
子どもにいくらかかるのかを
考えることにする。
◇ まず、最初に、
・どのような学校に進学したいのか
・高校を卒業して就職するのか
・専門学校や短大、大学に進学したいのか
を協議しなければならない。
◇ 例えば、子どもが
私立大学を望んでいるとする。
もし、夫が子どもの頃、
私立大学に通っていたのなら、
夫は自分が親から受けたのと
同じ水準の教育を自分の子どもにも
受けさせたい。
・養育費の期間は「22歳まで」
・金額は「大学卒業に必要な金額」
に設定する。
◇ そして最後に、
「夫の支払能力と
養育費のバランスを計る」
希望進路に見合う養育費を、
本当に支払えるのかどうかをお互い検討。
例えば、母子家庭の収入は
年 252万円
消費支出は
年 191万円 となっている。
(どちらも総務省統計局の家計調査)
私立大学の学費が 年130万円 の場合、
(私立大学等の入学者に係る
学生納付金等調査結果)
年 69万円 の赤字となる。
「赤字=養育費」が理想だが、
例えば、夫の年収が600万円なら、
前項の試算では手元に531万円が残る。
一方で、夫の年収が300万円だと、
231万円しか残らないのでこれは厳しい。
受験勉強をがんばって志望校に
合格したのに、
経済的な理由で入学できず、
努力が水の泡になることは避けたい。
子どもに家計状況を伝えたうえで、
進路を変更するのはやむを得ない。
最悪の事態に至らないよう、
次の3段階を経たうえで
養育費の金額を決めることになる。
①子どもが希望する進路を聞き出す
②夫の学歴と子どもの希望する
学歴を比較する
③夫の支払能力と養育費の
兼ね合いを計る
ポイントは子供の学資金!
この順番を念頭に入れて進めると、
よりスムーズに事が運ぶ。
もしもの時は、
このブログを参考にして欲しい。
今日一日の人生を大切に!