◇ 最近、よく考えることだが、
ビジネスで成果を出すためには
「あり方」と「やり方」の両方 が
必要なのだということ。
「あり方」が確立されることによって、
「やり方」も身についてくる。
◇ 例えば、
「営業の話法のやり方」を
いくら学んでも、
それだけでは優秀な営業マンにはなれない。
なぜなら「あり方」が不完全のため、
継続した取組みができず、
レベルアップにつながらない。
◇ 希少かつ最大な財産である
信念(ありかた、姿勢)を
持っていなければ、
営業の知識やテクニックを
いくら知っていても、
継続した取組みができないから、
やめたと同時にまったくムダになるからだ。
◇ これは「営業」だけでなく、
「経営」「マーケティング」
「アイデア」「勉強法」
「ITリテラシー」「資産形成」
「資産運用」「資産防衛」など、
他のあらゆることについて起こりえる。
◇ ここでいう、
「あり方」と「やり方」は換言すると、
「全体」と「部分」
「世界観」と「処世訓」
「長期視点」と「短期視点」
「信念(思考の枠組み)」と「方法論」
といった言葉に置き換えることができる。
いずれも大切なものだが、
早期の成果を目指すのであれば一見、
遠回りに見えるかもしれない、
前者 : あり方、世界観、信念
後者 : やり方、方法論
という順番で自らに
教育を施すべきである。
当然経営も同じで
「ビジネスのあり方」を考えれば、
「やり方(ビジョンや戦略)」が
見えてくる。
<今日の名言>
リーダーシップは水泳に似ている。
それを本から学ぶことはできないのだ。
ヘンリー・ミンツバーグ(経営学者)
*スキルの中には本やマニュアルを読むことで
習得できるものと、そうでないものがある。
たとえば、ビジネス書にあるリーダーの心得を
読み込んだとしても、現実は一筋縄ではいかない。
なぜならリーダーシップは、
相手との関係があってのものだからだ。
あくまでも実地の中で習得していくしかない。
今日一日の人生を大切に!