「あり方」と「やり方」   vol.839

◇ 最近、よく考えることだが、

 

 ビジネスで成果を出すためには

「あり方」「やり方」の両方 が

   必要なのだということ。

 

「あり方」が確立されることによって、

「やり方」も身についてくる。

 

◇ 例えば、

 

「営業の話法のやり方」を

 いくら学んでも、

それだけでは優秀な営業マンにはなれない。

 

なぜなら「あり方」が不完全のため、

継続した取組みができず、

レベルアップにつながらない。

 

◇ 希少かつ最大な財産である

  信念(ありかた、姿勢)を

  持っていなければ、

 

営業の知識やテクニックを

いくら知っていても、

 

継続した取組みができないから、

やめたと同時にまったくムダになるからだ。

 

◇ これは「営業」だけでなく、

 

 「経営」「マーケティング」

 

 「アイデア」「勉強法」

 

「ITリテラシー」「資産形成」

 

「資産運用」「資産防衛」など、

 

他のあらゆることについて起こりえる。

 

◇ ここでいう、

 「あり方」と「やり方」は換言すると、

 

「全体」「部分」

 

「世界観」「処世訓」

 

「長期視点」「短期視点」

 

「信念(思考の枠組み)「方法論」 

 

といった言葉に置き換えることができる。

 

いずれも大切なものだが、

早期の成果を目指すのであれば一見、

遠回りに見えるかもしれない、

 

前者 : あり方、世界観、信念

 

後者 : やり方、方法論

 

という順番で自らに

教育を施すべきである。

 

当然経営も同じで

「ビジネスのあり方」を考えれば、

 

「やり方(ビジョンや戦略)

見えてくる。 

 

<今日の名言>

リーダーシップは水泳に似ている。

それを本から学ぶことはできないのだ。

  ヘンリー・ミンツバーグ(経営学者)

 

*スキルの中には本やマニュアルを読むことで
 習得できるものと、そうでないものがある。

 たとえば、ビジネス書にあるリーダーの心得を
 読み込んだとしても、現実は一筋縄ではいかない。

 なぜならリーダーシップは、
 相手との関係があってのものだからだ。

 あくまでも実地の中で習得していくしかない。 

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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