◇ 日米ともに株価だけは高いため、
国民には景気がどん底であるという
危機感はないのかもしれない。
しかし小売りのビジネスでは、
もはや立ち行かない業態・店舗は満載で、
ワーケーションなどを考えている
場合ではなくなっている。
本来ならばいったん消費税を
減税もしくは時限的にゼロにすることで、
消費をなんとか回復させるといった
危機対応を行うか、
もしくは特定の食べていかれない層を
区分けして、
ベーシック・インカムを提供するといった
大胆な策を講じるタイミングであるはずだ。
しかし国会は終了したままで、
何ひとつ新しい政策が議論されていない。
見て見ぬ振りをする
「放置プレー」そのものだ。
内閣の支持率が落ちるのも当然だ。
◇ 米国は何かあれば、
FRBが国民を助け、
大統領選を目前にしている
トランプ政権が、
大判振舞いの財政出動をしてくれるため
意外に安泰かも知れない。
しかし日本市場はまったくそれとは異質で、
日銀ですら何もしない状態が続いている。
この危機的な状況を見ていると、
ウイルス感染も心配だが、
さらに経済的に破綻に巻き込まれて
生きていかれなくなることが
非常に気がかりだ。
◇ 安倍政権の
この「放置プレー戦略」
を目にすると、
コロナによるストレスがより加速して、
頭がおかしくなりそうな気分になる。
すでに多くの方がこのような状況に
危機感を持たれていると思われるが、
トンビが今まで経験してきた中でも、
もっとも悪い状況に直面していると
認識している。
やがて相場にも
このネガティブインパクトが、
間違いなく押し寄せてくることになる。
繰り返しになるが、
相当まずい状況だ! 完
今日一日の人生を大切に!