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売るのではなく、売れていくように vol.830

売ろう、売ろうとすればするほど、

    お客様が逃げていく、

   というのは当たり前の話。

 

こういう姿勢で顧客と接していると、

「買え、買えオーラ」

全身から発散されてしまい、

 

近づいてきた瞬間に後ずさりされ、

 

さらにもう一歩近づいていったら

後ろを向いて一目散に逃げられる、

 

ということになる。

 


 
我々が売り込まれるのを嫌うのと

  同じように、

 

お客様も売り込まれるのが大嫌い。



だから、売り込むのではなく、

 

お客様が買いたくなるように

 

という観点から、

 

「お客様の意思決定の

      動線を設計し直す」

 

必要がある。

 

ということは、

それまで当たり前のように

行なってきた行動を、

 

大前提から疑うことも

必要になるかもしれない。

 

たとえばこれまで、

 

「見込み客を見つけ次第、急襲する」


「これこそが売り上げアップの秘訣だ!」

 

と思っていたならば、

その方法論を疑い、

 


自分の方から接近していかない。

 

まずは相手に興味を持ってもらうために、

 情報提供だけに徹する。

 

これを試してみてはいかがだろか。

 

もちろん、取り組み始めは、

  一時的に売り上げも落ちることになる。


 数週間、場合によっては1ヶ月その状態が

 続くこととなるかもしれないが、

 

やがて上向きに転じ始めることに

なるかもしれない。

 

あるいは、自分の口から

「うちの商品(サービス)は凄いぞ!」

といくらいっても、


それは売り込みの言葉にしか聞こえない。

けれども、既にお客様に

なってくれた方から体験談や

経験談を頂戴し、


「この商品(サービス)は

    ありがたいですよ!」

 

と推薦頂けば、

 

それは売り込みの言葉ではなく

「買い気を起こしてもらうための参考情報」

ということにもなる。

 

このようにして、

 

 「売るのではなく、

      売れていくように」

 

という基準で、

営業のやり方を見直していく。

 

野球選手がフォームを

作り変えるのと同じように、

 

営業のフォームを作り変えることで、

以降、半永久的に、

 

これまで以上の売り上げを

立てられるようになる。

 

そして、以上のようなことは何も、

経営とか営業の話に留まるものではない。

 


自分が周囲から求められるのか、

反対に疎んじられるのか。

 


これも

自己の存在を押し付けるのか、

他者から求められるように振る舞うのか。


によって決定されている。  

   

一事が万事こういうことような気がする。

 

<今日の名言>

貧乏金なし   トンビ

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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