Categories: 世界情勢

中国でまた新たなウイルスが発生!    vol.819

今月7日、中国北部の内モンゴルで

  牧畜を営む男性1人が、

 

 腺ペストに感染していることが

 確認された。

 

腺ペストとは、感染したげっ歯類から

ノミを介して人間に広がる感染症で、

 

中世の欧州では推定5000万人が

死亡したとされている。

 

げっ歯類 : リス、ハツカネズミ、
                    ヤマアラシ等

 

げっ歯類を捕獲し食べることで

  感染する例が多く、

 

 腺ペストでの死亡率は、

 

  3060

 

ペスト菌が肺に回り、

肺ペストとなった場合は

さらに死亡率は高まるという。

 

また、6月には中国国内の豚から

  新型のインフルエンザウイルスを検出し、

 

豚からヒトへの感染も

確認されたことが明らかになっている。

 

G4」と名付けられたこのウイルスは、

2009年に流行した

インフルエンザH1N1に由来するとされ、

 

すでに多くの豚が感染している。

 

ヒトからヒトへの感染例は

まだ報告されていないが、

 

季節性インフルエンザの免疫では

防げないほど感染力が強いため、

 

パンデミックを引き起こす可能性が

あるとされている。

 

新型コロナウイルスの感染が

  まだパンデミックに

    至っていなかった今年2月、

 

中国で確認されたのが、

 

ハンタウイルス」

 

これはネズミが媒介する

病原体のウイルスで、

 

中国雲南省の労働者が

バスで移動中に急死したという。

 

2週間の潜伏期を経て

発熱や呼吸困難を引き起こす

「ハンタウイルス」は、

 

かつては致死率が高かったがものの、

現在はワクチンがあり、

早期に発見すれば治療が可能だという。

 

ハンタウイルス感染症では

 ヒトからヒトへの感染が起こらないと

 考えられていたが、

 それを覆す発症事例も出ている。

 

2月の報道以降、

目立った報告はされていないが、

 

ウイルスが突然変異することも考えられ、

引き続き注意をする必要がありそうだ。

 

2020年に入り、

 この7か月間だけで、

 

 これだけのウイルスや

 菌による感染が中国で発生している。

 

新型コロナウイルスの収束が

見えない中だけに、

別のウイルス発生は何とかしてほしい。

 

中国にはその危機意識は

ないのだろうか。

 

ネット上では、

 

中国はウイルスを輸出するのか?

 

「もう中国産のものは食べられない」

 

「中国いい加減にしてくれ」 など、

 

さまざまな声が上がっている。

 

新型コロナウイルスの収束が

ままならない中、

 

新たなウイルスがパンデミックを

引き起こすようなことが起きれば、

 

世界大恐慌並みの騒ぎになることは

間違いない。

 

中国相手では、神に祈るほか、

打つ手はないのか。

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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