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トランプ亡き後の「中国包囲網」の構築こそが対中戦略の柱 ②     vol.816

トランプが勝つためには、

  絶対に経済復活が必要であり、

 

かつ国民が望む政策を口だけではなく

実行することが必要になっている。

 

そして、大統領選挙後は

「米中冷戦時代」

すなわち、分断の時代になる。

 

バイデンが勝てば

軍産学複合体の時代に戻り、

 

トランプが勝てば

経済を気にしないで対中強硬策を打ち、

国民の期待をつなぎとめるはずである。

 

そんな中で、ここにきて

  共和党保守本流陣営は、

 

「リンカーン・プロジェクト」と称して、

バイデン候補を応援することにしたようである。

 

米国の政治は、長らく軍産学複合体が

共和党も民主党も支配して成り立っていたが、

 

トランプ大統領は

軍産学複合体の言うことを聞かない。

 

このため、軍産学複合体は

一本化して反トランプになり、

バイデン候補を応援することにしたようだ。

 

米国の大統領選挙後は

 「覇権移行期」になり、

 

 米中対決に世界が

 巻き込まれることになる。

 

100年に1度の激動の時代が始まる。

 

ヒマラヤ山脈西部カシミールで起きた

 中国とインドの軍事紛争では、

 

中国が両国の停戦合意した線より、

インド側に新しい施設を作ったことが、

今回の発端になっている。

 

中国は、国境紛争地域の全体で

  自国の主張を押し通す。

 

南シナ海での成功で、

強引な軍事侵略が

どこでも通じると見ているようだ。

 

日本の尖閣列島、台湾本土、

南シナ海の端のインドネシア領である

ナトナ諸島にも中国は手を出し始めている。

 

中国国内での不満がたまり、

愛国心を喚起するために、

紛争全地域で攻勢に出ているようにも見える。

 

しかし、それは必ず中国の

「孤立化」を引き起こすことになる。

                  つづく

 

今日一日の人生を大切に!

 

トンビ博士

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