◇ 温暖化は科学的には
とても難しい問題だ。
普通の人が「自分で計算して」
理解できるものではない。
多くの人は、
「政府が政策としているから」
「国際的に温暖化することに
なっているから」など
他人の判断をそのまま
「宗教的」に信じているのが現状だ。
個人個人が科学的に
判断できないということになると、
この難しい問題をどのように
考えたらよいかを決める必要がある。
温暖化の場合は、
なにしろ膨大な利権が絡むため、
「温暖化で損をしたくない」
と思っている人や国は、
温暖化対策をしないと考えた方がいい。
◇ まず、世界の大国の状況だが、
中国、アメリカ、インド、
ロシア の4大国で,
温暖化ガスの
50%以上 を排出している。
その他の小さな国を合計しても
50%に満たないため、
もし温暖化ガスが増えて温暖化する
ということであれば、
この4大国が削減しないと
何の効果もない。
多くの環境破壊とは違って、
温暖化ガスにより、
温暖化がもし起こるとすると、
それは「気体」のため、空気中にでれば
どの国が出してもすぐ平均化されてしまう。
◇ 中国の習近平主席は、
温暖化騒動が起こってから
今まで一度も温暖化ガスを
削減したこともなく、
するつもりもまったくない。
中国は国土の南半分が
亜熱帯地方であることと、
大陸性気候なので、
もし温暖化したら大変な被害が
でるはずですが、知らぬ顔だ。
◇ アメリカは、
もともと1988年6月の
アメリカ上院の公聴会が
温暖化騒動の始まりであり、
アメリカがもっとも熱心で
なければいけないが、
歴代の大統領は「温暖化対策をやる」と
口で言っているが、一度もやったことはない。
◇ 日本のマスコミは、
トランプ大統領が温暖化防止の
パリ条約を締結しないと、
盛んに報道しているが、
トランプ大統領が否定的なのではなく、
初めてアメリカの大統領が言っていることと
やっていることを一致させたというだけだ。
◇ インドやロシアはもちろん、
なにもやっていない。
ロシアのプーチン大統領は、
「もし温暖化しても
ロシアは寒いので良いことだ」と言っており、
インドはとても暑い国だが、
温暖化を全く信用していないように見える。
◇ かくして、4大国が何もしていないため、
それ以外の国の中で、もっとも多くの
暖化ガスを出している日本は、
世界全体のたった 2.7% にすぎない。
日本が全滅して、
温暖化ガスを出さなくなったとしても、
地球の気温にはほとんど影響はない。
日本以外の国もたいした量ではないため、
バカらしくて、温暖化対策をしないのは当然だ。
◇ ヨーロッパ(EU)は複雑な計算方式を
とっていて、
本当は温暖化ガス排出量が増えていても
減っているように都合よく計算されるため、
まったくやる気がない。
つまり各国首脳は、
「温暖化よりも経済発展が大切だ」
と思っていることになる。
◇ それではなぜ、日本だけが一所懸命、
温暖化対策をしているのだろか。
この問題は、日本における環境問題と
深く絡んでおり、次回に整理したいと思う。
今日はここまでにする。
今日一日の人生を大切に!