世界の大国が温暖化ガス削減に賛成しないワケ  vol.775

温暖化は科学的には

  とても難しい問題だ。

 

 普通の人が「自分で計算して」

 理解できるものではない。

 

多くの人は、

 

「政府が政策としているから」

 

国際的に温暖化することに

                 なっているから」など

 

他人の判断をそのまま

「宗教的」に信じているのが現状だ。

 

個人個人が科学的に

判断できないということになると、

 

この難しい問題をどのように

考えたらよいかを決める必要がある。

 

温暖化の場合は、

なにしろ膨大な利権が絡むため、

 

「温暖化で損をしたくない」

 と思っている人や国は、

 温暖化対策をしないと考えた方がいい。

 

まず、世界の大国の状況だが、

  中国、アメリカ、インド、

    ロシア  4大国で,

 

 温暖化ガスの

 50%以上  を排出している。

 

その他の小さな国を合計しても

50%に満たないため、

 

もし温暖化ガスが増えて温暖化する

ということであれば、

 

この4大国が削減しないと

何の効果もない。

 

多くの環境破壊とは違って、

温暖化ガスにより、

温暖化がもし起こるとすると、

 

それは「気体」のため、空気中にでれば

どの国が出してもすぐ平均化されてしまう。

 

中国の習近平主席は、

 温暖化騒動が起こってから

 今まで一度も温暖化ガスを

 削減したこともなく、

 するつもりもまったくない。

 

中国は国土の南半分が

亜熱帯地方であることと、

 

大陸性気候なので、

もし温暖化したら大変な被害が

でるはずですが、知らぬ顔だ。

 

アメリカは、

 もともと19886月の

 アメリカ上院の公聴会が

 温暖化騒動の始まりであり、

 

アメリカがもっとも熱心で

なければいけないが、

 

歴代の大統領は「温暖化対策をやる」と

口で言っているが、一度もやったことはない。

 

日本のマスコミは、

 トランプ大統領が温暖化防止の

 パリ条約を締結しないと、

 盛んに報道しているが、

 

トランプ大統領が否定的なのではなく、

初めてアメリカの大統領が言っていることと

やっていることを一致させたというだけだ。

 

インドやロシアはもちろん、

  なにもやっていない。

 

ロシアのプーチン大統領は、

 

「もし温暖化しても

 ロシアは寒いので良いことだ」と言っており、

 

インドはとても暑い国だが、

温暖化を全く信用していないように見える。

 

かくして、4大国が何もしていないため、

  それ以外の国の中で、もっとも多くの

  暖化ガスを出している日本は、

 世界全体のたった 2.7にすぎない。

 

日本が全滅して、

温暖化ガスを出さなくなったとしても、

地球の気温にはほとんど影響はない。

 

日本以外の国もたいした量ではないため、

バカらしくて、温暖化対策をしないのは当然だ。

 

ヨーロッパ(EU)は複雑な計算方式を

 とっていて

 

 本当は温暖化ガス排出量が増えていても

 減っているように都合よく計算されるため、

 まったくやる気がない。

 

つまり各国首脳は、

「温暖化よりも経済発展が大切だ」

と思っていることになる。

 

それではなぜ、日本だけが一所懸命、

  温暖化対策をしているのだろか。

 

この問題は、日本における環境問題と

深く絡んでおり、次回に整理したいと思う。

 

今日はここまでにする。

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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