◇ 今日は、2月29日、
閏年 である。
閏年は、4年に一回の頻度で
巡ってくると考えている人が
多いかもしれない。
しかしその定義は実は間違っている。
◇ 基本的に西暦が
4で割り切れる年を閏年と呼ぶが、
100で割り切れる場合は、
閏年とはならない。
ただし、400で割り切れる場合は、
何故か 閏年となる。
結果として、
400年に 97回
閏年と定義されている。
◇ ルールが複雑な理由は、
地球が太陽の周りを一周する時間、
つまり公転周期が、365日より
少し長いためである。(365.24日)
その結果、1年を単純に365日とすると、
カレンダーと天体の動きが徐々に
ズレてしまうことになる。
そのズレが少なくなるように、
複雑なルールを用いて挿入されているのが、
閏年 ということになる。
◇ 我々が何気なく使っている暦は、
天体の動きを正確に反映させようとした、
先人たちの研究の結果だ。
今日という特別な日に、
どのような過程を経て暦が出来上がったのか、
調べてみてはいかがだろうか。
今日一日の人生を大切に!