Categories: 一般教養・雑学

4年に1回ではない閏年の複雑さ  vol.706

今日は、2月29日、

   閏年 である。

 

 閏年は、4年に一回の頻度で

 巡ってくると考えている人が

 多いかもしれない。

 

しかしその定義は実は間違っている。

 

基本的に西暦が

 4で割り切れる年を閏年と呼ぶが、

 

  100で割り切れる場合は、

  閏年とはならない。

 

ただし、400で割り切れる場合は、

何故か 閏年となる。

 

結果として、

400年に 97

閏年と定義されている。

 

ルールが複雑な理由は、

 地球が太陽の周りを一周する時間、

 

 つまり公転周期が、365日より

 少し長いためである。(365.24)

 

その結果、1年を単純に365日とすると、

カレンダーと天体の動きが徐々に

ズレてしまうことになる。

 

そのズレが少なくなるように、

複雑なルールを用いて挿入されているのが、

 

閏年 ということになる。

 

我々が何気なく使っている暦は、

 天体の動きを正確に反映させようとした、

 先人たちの研究の結果だ。

 

今日という特別な日に、

どのような過程を経て暦が出来上がったのか、

調べてみてはいかがだろうか。

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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