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2021年米中は国交断絶へ突き進む ②  vol.700

FBIのこの報告書は、

 

「米研究事業への脅威:

  中国の人材登用計画」

 

というタイトルで、

 

昨年11に米上院に、

討議資料として提出されたものだ。

 

それには、中国のアメリカにおける

人材の引き抜きや、

 

国家の安全保障に与える脅威について

細かく調査した結果が掲載されている。

 

この報告書によると、

  中国には約200に及ぶ人材引き抜きと、

 

    登用を目的とした計画が

    存在するとしている。

 

それらの多くは中国政府が主導しており、

 

中国の科学技術発展のために

必要な人材を系統的にアメリカから引き抜き、

 

知的財産権を継続的に

侵害しているとしている。

 

これまでアメリカは、

「全米科学財団」や「国立衛生研究所」、

 

そして特にエネルギー省が管轄する

多くの国立研究所は門戸を外に開き、

 

海外から優秀な研究者を引き付けてきた。

こうした研究所のもたらした成果によって、

現在の我々の生活が成り立っている

といっても過言ではない。

 

しかし中国は、アメリカのこうした

  研究所の開放的な方針を悪用し、

 

多くの在米研究員を中国が必要とする

科学技術や軍事技術を得るために

計画的にリクルートしてきた。

 

彼らは、高額なサラリーと

充実した研究環境を約束されて

引き抜かれていた。

 

FBIの調査では、

引き抜かれて中国に移動する前に

機密情報をダウンロードした研究員や、

 

アメリカの研究所から研究費を

得ているにもかかわらず、

 

中国政府から秘密裏に

研究費を得ていたケース、

 

また米財団から研究費を得るために

ウソの報告をしていたケースなどが

多くあったとしている。

 

この報告書の調査対象は

 すべて国立の研究機関である

 

そこの研究員が中国政府に

リクルートされているということは、

 

米国民の税金の支出で行われた研究の成果が

中国に利用されていたことになる。

 

これらはアメリカに所属すべきものだ。

 

報告書では、

これこそ中国による知的財産権の侵害として

中国を厳しく告発している。

         つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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