◇ 今日は、トンビが、
「いつも頭の中で回している言葉」
を紹介する。
それは
「1から、2(!)」 という言葉。
◇ 「1」とは
「第一領域のことで、
緊急かつ、重要なこと」を意味し、
「2」とは、
「第二領域のことで、
緊急ではないが、重要なこと」
を意味する。
◇ この言葉を自分の中で反芻することで、
今すぐ、やるべきこと(第一領域)を
最優先で片付けて、緊急ではないが、
「自分の未来を決定づける
重要なこと(第二領域)」
にとりかかることができる。
このルーティンを繰り返すことで、
明るい未来に少しずつ
近づいているのではないかと勝手に思っている。
◇ 正直にいうと、
「1から、2(!)」
という「言葉の力」を借りなければ、
「前倒しに次ぐ、前倒し、という行動」
を取れる自信がトンビにはない。
◇ 我々は油断するとついつい、
「第三領域、つまり急ぎだが、
大切ではないこと」
に時間を費やす。
たとえば、
かかってきた(大したことのない)
電話への対応だったり、
人生に大きな変化をもたらすとは思えない、
いつものメンツの、
いつもの飲み会参加への返信や、
あとから考えると、
さしたる意味もなかった、
急に思い立っての打ち合わせであったり。
さらにそんなことを
まったく考えない人になると、
ほとんど無自覚的に、まず最初に、
「第四領域
(急ぎでもないし、大切でもないこと)」
に時間を割いてしまうことになる。
◇ たとえば、
どうでもいいTV番組を、
見る必然性もないのに、
ついつい眺めてしまったり、
どうでもいいサイトを、
見る必然性もないのに、
ーついつい眺めてしまったり、
噂話や人の悪口にうつつを抜かす
ことだったり、
たいした用事もないのに、
切るタイミングを
失いダラダラと会話を続けたり。
◇ では、どうして、
我々がそうした誘惑に
負けてしまうのか、というと、
「そのほうが楽だから」
ということにつきる。
ほとんどの人は、残念ながら
今すぐ優先すべきことに取り組み、
さらには持続的にそれを継続させるための
「初動エネルギー&持続エネルギー」
を持ち合わせていない。
そのため、
最も大切なことに取り組むことを
先送りにして(立ち上がれず)、
さらにはせっかく立ち上がっても、
すぐに腰砕けになる(継続できない)、
こととなる。
トンビもそうだった。
というか、今もそう。
そんな自分だとわかっているからこそ、
なおのこと、
一日に、何回も
「1から2(!)、
1から2(!)」
と脳内で繰り返し続けている。
◇ こうした言葉を脳内で回し続け、
さらには人にも言い続けることで、
動かそうと思っても、なかなか動けない
自分を動かすことを、
長年に渡り、心がけてきたわけだ。
◇ だが、言うは易く行うは難し。
こんなことを、一週間や二週間くらい、
あるいは 一ヶ月や二ヶ月くらい、
継続したくらいでは、
元来、横着な我々はすぐに元に戻ってしまう。
ましてや一日、二日、
心がけたところで何の意味もない。
◇ あなたも、もう既にお気づきの通り、
それくらい、
「変化を願う我々を、
日常に留めようとする強烈な引力」
がすぐ隣に存在する。
楽な方に、楽な方に引っ張られてしまう。
◇ もし、あなたが、
少しなりとも、生活や仕事が
危うくなりつつある気がする、
あるいは、
このままでは人生に
展望が開けなさそうな予感を感じている、
とするならば、
「変化を願う私たちを、
日常に留めようとする強烈な引力」
の存在に目を向ける絶好の機会となる。
◇ この機会に我々が
今すぐ優先すべきことに取り組み、
さらには持続的にそれを継続させるための
「初動エネルギー&持続エネルギー」
を持ち合わせていないことを直視し、
その上で、対策を打ってこそ、
【大人の対応、大人の姿勢】
ーと言えるのではないだろうか。
今日一日の人生を大切に!