◇ 日常に突如訪れるハプニングを
「青天の霹靂」という。
青天の霹靂の「青天」は
青く晴れ渡った空のことであり、
「霹靂」は「雷鳴」のことである。
すなわち、よく晴れた日に
雷が生じるという状況が、
大いに驚く出来事の喩えに用いられている。
◇ 昨今では、想定外の日常というものを
想定内として捉える必要がある。
思考の範疇にはない、
想定外の出来事に遭遇した際、
我々の多くは心を乱され、
前向きな気持ちになることは難しい。
◇ しかし、経験則として
理解していることを超越して、
想定外の出来事に遭遇することは、
自分にとって悪い影響を
及ぼすだけとは限らない。
むしろ想定外の出来事は、
「あの経験は次のバネになった」
「あの出来事が、
ターニングポイントになった」と、
未来においてプラスに
捉えられることが多々ある。
さらに、苦しみの中にあっても、
一歩ずつ着実に困難に向かっていく
姿勢と行動力は、
想定外の成長を生み出すという
自身への贈り物になるかもしれない。
◇ 確実な未来の予測は、
誰にもできない。
それならば、今現在に訪れる
想定外の出来事を、
「今の自分に必要なこと」と、
受け止めることが大事だ。
困難な状況から逃げずに正面から、
「ドンと来い」と迎えいれたい。
今日一日の人生を大切に！