ラクダ流生き方のススメ vol.668

 

◇ ラクダが砂漠に棲(す)めて、

    キリンが棲めないのはなぜだろう。

 

キリンの場合、見渡す限り

ここには砂しかないと悟ってしまう。

 

幸運にもラクダはそれがわからない。

 

すぐ先にオアシスがあるかもしれないと

期待しながら進めるのだ。

 

◇ 人はラクダに似ている。

 

見えるのは「今」だけで、

あした何が起きるかは誰もわからない。

 

わからないおかげで、

希望を抱いて人生の旅を

つづけることができる。

 

◇ 多くの企業が仕事始めに臨み、

     政治と経済の歯車がそろって動き出した。

 

正月気分が立ち去るのも早い

年の初めである。

 

迎えた令和二年には、

どんな出来事が

用意されているのだろうか。

 

そこはラクダの強みで、

砂嵐や炎熱ではなく、

 

緑の泉が待っていると

信じて、信じて、歩き出すしかない。

 

初暦(はつごよみ)知らぬ月日は美しく

                                          古屋信子

 

 

今日一日の人生を大切に!

                                          

トンビ博士

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