◇ 米中覇権戦争が本格化し、
中国の実態が続々と
暴露されるようになってきた。
たとえば、
中国は、ウイグル人100万人以上を
強制収容所にぶち込んでいる。
たとえば、
中国人スパイがオーストラリアに
政治亡命を申請し、
中国諜報の実態を激白している。
そしてさらには、
「中国が、フィリピンの
ライフラインを支配している」
という話もでてきた。
有事の際、
中国は、一瞬で壊滅的打撃を
フィリピンに与えることができる、
という内容だ。
◇ どうやって中国は、
フィリピンの電気を
支配しているのだろうか。
中国の送電会社である国家電網は、
フィリピンの送電会社NGCP株
40%を保有している。
内部報告書によれば、システムの主要素に
アクセスできるのは中国人技術者のみで、
理論上は中国政府の指示によって
遠隔で動作を停止させることも可能だという。
電力網が現在、
中国政府の「完全な支配下」にあり、
中国政府はフィリピンの電力網に
混乱を引き起こす能力を保持していると
警告している。
◇ 中国政府は、指示するだけで、
いつでもフィリピンの電気を
止めることができる。
もちろん、中国が何の理由もなく
フィリピンの電気を止めることはない。
しかし、中国とフィリピンの間に
紛争が起これば、
中国が電気を強力な武器として
使う可能性はある。
では、中国、フィリピンで紛争が
起こる可能性はあるだろうか。
もちろん、可能性はある。
◇ 1994年、中国は、
フィリピンが実効支配していた
ミスチーフ礁に侵攻し、
勝手に建造物をつくりはじめた。
2012年、中国は、
フィリピンが実効支配していた
スカボロー礁に侵攻。
2013年から、軍事施設の建設を開始した。
フィリピンのドゥテルテ大統領は、
アメリカを捨てて中国に走った。
◇ ドゥテルテ大統領には
中国と戦う意志がないため、
中国の属国になってしまった。
したがって、彼が大統領のうちは、
中比戦争が起こる可能性は極めて低い。
しかし、次の大統領が、
「中国の属国はイヤだ!戦おう!」と決意し、
動き出した場合、
中国は、フィリピンの電気を止めて
壊滅的打撃を与えるかもしれない。
中国の属国として生きるか、
それとも戦って敗れるか。
どっちにしてもフィリピンの未来は
相当暗い。
◇ 日本は、中国に接近して
ひどい目にあっているフィリピンから、
教訓を得るべきだ。
まずライフラインに関係する会社に
外国資本を入れるべきではない。
「水源や森林を中国人が買いあさっている」
という話がある。
これは、法律で禁止すべきだ。
そして、
「フィリピンのようになるのは、
まっぴらごめんだ!」 と叫ぶべきだ。
今日一日の人生を大切に!