Categories: 世界情勢

GSOMIA継続でも消えない懸念 ②    vol.663

 

◇ そこで気になる動きが、

     北朝鮮とロシアとの間で

     最近行われた安全保障協議の内容だ。

 

情報筋によると、

 

「米からの攻撃を含む

 朝鮮半島有事の際には、

 

   ロシアはどのような形で

   北朝鮮を助けるのか」

 

という内容について細かく詰めたと

伝えられてきた。

 

それに加えて、どうもロシアは

事前に中国政府とは

詳細について詰めており、

 

中国とは対立ではなく、

協調を選択したようだ。

 

◇ その “中ロ協議” をベースに、

     GSOMIA継続で日米韓同盟に

     残留したように思われている韓国に、

 

再度、北朝鮮カードとともに、

朝鮮半島統一というカードを散らつかせて、

 

強力にRed Teamへの参画を

働きかけているようにも見える。

 

そして、文政権内の対日米強硬派の中には、

この  “お誘い”  になびきそうな

強い動きがあるようだ。

 

◇ 2019年の東アジアの状況を

     まとめてみると次のようになる。

 

・韓国は日本より北朝鮮と

    良好な関係を持っている

 

・ トランプ大統領は韓国の文在寅大統領より

     北朝鮮の金正恩から話を聞くのを好んでいる

 

・中国の習近平国家主席は笑いが止まらない

 

・金正恩氏はまだ軍縮に取り組んでいない

 

これらをまとめると、

 

1番得しているのは中国。

 

2番目に得したのは北朝鮮。

 

北朝鮮包囲網を文在寅大統領が破壊したため、

3番目に得をするのは日本。

 

文在寅大統領がアメリカを怒らせて

【墓穴】を掘ったため、

1番の負け組は、 韓国

 

というわけで、

文在寅大統領のおかげで

日本は救われた。

 

それでも、

「結局一番得をしたのは習近平だ」

という視点を、

 

忘れずにもっておくべきだろう。

 

2020年は、

さらに荒れそうだ。 完

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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