Categories: 一般教養・雑学

年金の運用はまったく信用できない ① vol.604

 

◇ 年金積立金管理運用独立行政法人の          
                              (通称GPIF

  最高投資責任者・水野CIOが、

 

米国カリフォルニア州の

職員退職年金基金(カルパース)の

理事会の席上で語った内容が物議を醸している。

 

◇ GPIF20181012月期の

    分散投資において、

 

すべての資産市場において損失を出し、

しかも為替差損の損失さえも被弾するという、

 

GPIF史上過去にも例を見ない

大失敗をおかしたことを公表し、

市場は騒然となっている。

 

◇ トンビが想像するに、

    GAFAに投資した分が

    大きく損失のではないかと思われる。

 

国民から集めたお金で、

一攫千金を狙って、パチンコ屋に行き、

スッテンテンになって帰ってきた、

 

そんなイメージだ。

 

◇ ご本人はグローバル市場が

    同期化された状況下で、

 

あらゆる資産クラスで損失を出す

リスクがあると語っているが、

 

自らがしでかした大失敗であり、

こんな呑気なことを口走ること自体呆れる。

 

◇ 過去3か月の日米の株式市場、

    債券市場を眺めてみても、

 

たしかにそれなりの相場変動が

あったことは事実である。

 

しかし、資本市場を細かくわけて

分散投資をして、

 

いや、もしかしたらGAFA

集中していたのかもしれないが‥‥

 

それがすべからくマイナスになるというほど

厳しい相場状況ではなかったことは明白だ。

 

よほど目利き感のない

下手くそな投資を行っていたとしか思えない。

 

◇ この調子で投資を継続されたのでは、

 

     年金の支払い原資が枯渇するのは、

     もう時間の問題だ。

 

一切の投資活動を中止して

原資を国民に返還したほうがいいのではないか、

 

とさえ思える状況になってきた。

 

◇ このGPIF、足元のような膠着相場で、

    海外勢が誰も買いに来ないという

    状況においては、

 

自ら相場を買い支えることで

株価を持ちあげるという、

 

典型的なクジラ状態に

陥っていることがわかる。

 

本来は国民から預かった資金に

しっかりとした利益を出すのが

第一義的な投資の役割のはずが、

 

相場下落の側面で忖度なのか

強要なのかはよくわからないが、

 

PKOを買って出て異常に高いところで

買いに入ったりするのはもはや自殺行為で、

 

およそ国民から付託された資金で

行うことではないと、トンビは思う。

                                      つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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