Categories: 仕事

働き方改革「ハイブリッド・クワドラント」のススメ ② vol.594

 

◇ では最初に、「自分の事業を持つ」

    というパターについて説明する。

 

事業を持つには、

それに基づいた手続きが必要になる。

 

よく言う開業届けと呼ばれるものだ。

 

事業とは継続が前提となっているため、

早めに届けを提出されることをオススメする。

 

個人事業主からスタートされる方は、

一緒に

「所得税の青色申告承認申請手続き」

も行っておく必要がある。

 

これを出しておかないと、

節税メリットのある

青色申告をすることができず、

 

節税メリットのない白色申告を

することになるため注意が必要だ。

 

◇ 会社をつくるか、個人事業主として働くか、

    ここで、多くの方が悩まれるのが

 

「個人事業主として開業届を出すか?」

   それとも

「法人を立ち上げて会社を興すべきか?

 

という問いだ。

 

これに関しては、

「どのような事業をやろうとしているのか?」

ということや、

 

それまでの経験、

その方の置かれている

状況などによっても変わる。

 

なにごとも、初めてすることが

いきなり軌道に乗る、

ということはない。

 

多くのことは、

やってみないとわからない。

 

◇ 側から見て、

「アイツ、上手くやってるな~」

    と見えていても、

 

実際は紆余曲折の上に、

ようやくということが多い。

 

事業を軌道に乗せるコツとは、

「小さく始めて大きく育てる」こと。

 

「やってみてダメでも軌道修正ができる」

 

「失敗しても致命傷にならない」

 

最初のうちはこんなことを

特に意識したほうがいいだろう。

 

◇ サラリーマンは、個人事業主から

     始めたほうが有利な場合が多い。

 

では、「法人がいいか?」

「個人事業主がいいか?」の続きだが、

サラリーマンをやりながらであっても、

 

仮に副業禁止規程だけがネックの場合は、

ご家族を代表にして法人を立てる策が

検討に値する。

 

◇ 法人を設立してしまえば、

    サラリーマン所得との通算は

    できなくなる。

 

サラリーマンは雇われている立場だが、

法人を設立すれば、

あなたがその法人の責任者になるわけであり、

 

結局のところ、

「税金は必ず払うことになる」

という意味では、

個人事業主でも法人でも、基本は同じ。

 

ただし、サラリーマンであれば、

“損益通算”というのが1つの武器にはなる。

 

一生、サラリーマンという選択も、

もちろんあるが、

 

もし、少しでもやりたいことの

夢があるのであれば、

 

サーラリーマンをしながら、

挑戦してみてはいかがだろうか。

                                  

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

Recent Posts

中国人の歴史認識⑫  vol.1121

◇ 抗日戦争中、  …

12か月 ago

中国人の歴史認識 ⑪ vol.1120

◇ 今日、中国の人々は、 &n…

1年 ago

中国人の歴史認識⑩ vol.1119

◇ 現代の日本人にとって、 &…

1年 ago

中国人の歴史認識⑨  vol.1118

◇ 中国の歴史的記憶の中で、 …

1年 ago

中国人の歴史認識⑧  vol.1117

◇ 1931年9月18日 &n…

1年 ago

中国人の歴史認識⑦ vol.1116

◇ 中国で歴史が語られる場合、…

1年 ago