◇ 「砂漠では、
食器を何で洗うか知ってますか?」
「洗う」というと普通は
水で洗うという意味だが、
砂漠には水が豊富にない。
では「何で洗うのか?」というと
答えは 「砂」
砂漠では食器を砂で洗う。
水が豊富にある日本に住んでいる
我々にとって、
「砂で洗うこと」は
逆に食器を汚している
ようにしか思えないが、
水は砂漠では貴重なため使えない。
◇ この質問で考えてもらいたいことは、
水が我々人間にとって致命的に
大事なものであるということ。
「人が生きていくために
絶対に必要な水を探すのに、
あなたは、一日の何割の時間を
あてているか?」
日本にいるほとんどの人は
そんなこと意識すらしない。
しかし、それは水に溢れている
世界にいるからだ。
もし、我々が砂漠にいるとしたら、
そして他の誰も水を用意してくれない
としたらどうするか?
そのような環境にいたら、
水を探すのに何割の時間をあてるか?
少なくとも 8割以上の時間は水を
探すためだけに使うことになるだろう。
なぜなら、
それが命に関わることだからだ。
水がないと人死んでしまう。
◇ では人間にとっての水は、
会社にとっては何か?
それは 「顧客」
水がないと人が死んでしまうように、
会社は顧客がいないと潰れてしまう。
会社には顧客という存在が絶対の必要だ。
それでは、
「生命線ともいえる大切な顧客をつくる活動に、
何割の時間をあてはめているか?」
と聞くと、
多くの会社で
「集客に十分な時間を使っていない」
という答えが返ってくる。
つまり重要な活動であるにも関わらず、
その活動ができないということになる。
多くの会社が顧客不足で悩んでいるのは、
そもそも顧客をつくる活動に
十分な時間をあてられていない
ということが一番大きな原因のようだ。
今日一日の人生を大切に!