◇ 世の中には幸運な人、
強運な人がいる一方で、
「自分は運に恵まれない」と
感じている人もいる。
◇「雀鬼」の異名を持ち、
麻雀の世界で一度も負けなしの
無敗伝説を作った桜井章一氏は、
「運は求めてやってくるのではなく、
運が人を選ぶ」
と語っている。
勝負でたまにしか勝てない人と、
勝ち続ける人ではいったい何が違うのか―。
麻雀でも、ビジネスの世界でも、
懸命に努力したからといって
必ず勝てるわけではない。
勝負に必要なのは、
運をものにする思考法や習慣である。
その極意を知っている人と知らない人とでは、
人生のあらゆる場面で大きな差がつくのだ。
「運を支配する」桜井章一
◇ では、どのような人に強運や
良い運が巡ってくるのだろうか。
氏は運に選ばられる秘訣として、
「変化を感じ取り、流れを掴めば、
おのずと運命が変わっていく」という。
中でも、人との関係について
①感じたり考えたりする「相互感」
②全体を見通す「全体感」
③変化のタイミングを捉える「時の感覚」
を意識することが大切で、
これらの要素は、お互いにつながりあって
動いていると語っている。
◇ 運を掴む権利は、
誰にも平等に与えられているが、
待ちの姿勢では、捉えることができない。
常に、日々の業務の中で、
三つの要素を体得するための
努力と工夫を続けることにより、
運の流れが見えてくるのである。
今日一日の人生を大切に!