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「長生き地獄」に陥らないために老後に必要なお金 ③ vol.466

 

◇ 寿命が自然につきるまで長生きしたい人は、

   永遠に資産がゼロにならないように

   自分で仕組みを作るしかない。

 

特に難しいことをする必要はない。

 

普通のサラリーマンが極限まで節約して

何とか貯金できるのは、

 

5,000万円ぐらいが限界

ではないかとトンビは思っている。

 

一部のエリートサラリーマンは

「たかが5,000万円なのか」

鼻でせせらわらうかもしれないが、

 

大多数のサラリーマンは退職金を含めても

貯金が5,000万円には至らないことも多い。

 

人は金のみで生きているわけではないので、

資産がいくらだろうとその多寡は特に関係ない。

 

他人がどれだけ自分より多いかが

問題ではなくて、

 

自分がいくら持っているかが問題だ。

 

◇ 仮に何とか5,000万円の貯蓄を

    積み上げることができた人は、

 

「年金と貯金5,000万円で飢えて

       死なない程度には何とかなる」

 

とトンビは考えている。

 

たとえば、5,000万円を3%以上の

配当の優良企業に投資しておけば、

 

年間150万円、20%の税金を引かれても

120万円 が毎年入ってくる。

 

これは月にして10万円になる。

これに年金を足して、

 

その範囲で生活していれば

元手の5,000万円は

永遠に減らないのだから、

 

何も問題が起きない限り

永遠に困らないことになる。

 

普通にしていれば金が切れない

仕組みというのは、

 

「5,000万円以上を3%で回す」

 

ことで実現できるのである。

 

◇ 仮に、インフレが起きたらどうなるのか。

 

優良企業の株式はインフレが起きたら

配当額もインフレに合わせて増えていくので、

 

いずれはインフレに合わせて

配当額が増えていく。

 

おまけに配当だけでなく、

長期で見れば株価も上がるので

資産は期せずして上昇する局面もある。

 

そのため、老後を金の問題なしで

生きたいと思ったら、

 

日本人は5,000万円以上の貯金を

目指すことがひとまずの目標であると

言えなくもない。

 

5,000万円の貯金が現実的だと考える人と

非現実だと考える人の2つに分かれると思うが、

 

5,000万円が用意できるかできないかは。

 

今の世の中で老後を考える「ひとつの数字」

であるというのを意識するのは重要だ。

 

定年までまだ時間のある方は、

まずはこの数字を目指してはどうだろうか。

                                             

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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