◇ 人生には上り坂と下り坂、
そして「まさか」という三つの坂が
あると言われている。
成績優秀な人であれ、
大器晩成の人であれ、
どんな状況にも置かれ得る
ということだ。
結局、
「人間万事塞翁が馬」
ということになる。
「人間万事塞翁が馬」
ということを心得ておかないと、
自分自身に何か問題が起きるたびに
目先の状況に一喜一憂して、
気分がジェットコースターのように、
急上昇したり急下降したりの人生を
送らなければならない。
しかし人生とは、
上り坂を登ったら、下り坂がくることは
周知の事実だということ。
これが腹に落ちていれば、
「この状態は長く続かない」
と開き直流ことができ、
安定した精神状態で
いられるのではないだろうか。
そしてどんな悲惨な状況に陥っても、
絶対に道は切り拓かれると
確信できるようになる。
◇ また長い人生においては、
突然「まさか」という坂に
直面することもある。
そのとき、
先人(成功者と呼ばれる人)たちの
回顧録を読むと、
例外なく、彼らはその「まさか」を転げ落ち、
そこから這い上がって成功を収めていた。
例えば、
死線をさまようような大病を患った、
家が火事にあった、
社員の裏切りに遭った、
身に覚えのない事件に巻き込まれた、
戦争で家族を失った 等
しかし突然大きな不幸に見舞われることが、
成功者になるための必須のステップであると
言わんばかりに、
先人たちは数々の憂き目に遭っているのだ。
そしてそこから這い上がることが
できるかどうか が、
その後の命運をわける。
このことを肝に銘じておけば、
「まさか」に転落しても希望を持って
人生を生きられる。
「人間万事塞翁が馬」
このことを心に刻むことで、
何が起きても泰然自若として、
成功への道を一歩ずつ歩んでいけるのである。
<今日の名言>
いざというときに、
大勢のあとにはついていってはいけない。
ユダヤの諺
*大勢は間違っている場合が多々あります。
何事も冷静に考えて行動することが大事です。
今日一日の人生を大切に!