◇ 欧米人の思想は
「敵と決めたら徹底的に打ちのめす」
というものだそうです。
一度でも敵と認定したら彼らは容赦しない。
儒教の国である中国も
そういった傾向があります。
自分の非は決して認めようとしません。
いままでの歴史的な背景があるため、
非を認めたが最後、自分の首が飛ぶ
ことも覚悟しなければなりません。
◇ しかし、日本人の場合は,
「和をもって貴しとなす」
の国ですから
「できるだけ話し合いで」
という態度をとろうとします。
欧米の基本思想や中国とはまったく違います。
欧米人が考えているのは先手必勝,
話し合いは,
「まず叩いて自分たちが有利になってから」
が原則です。
しかし、そんなのよくないとか
嫌いだといっても始まりません。
なぜなら競争相手は日本人ばかりでは
なくなってきたからです。
会社によっては、そんなことはまったく
考える必要はないかもしれませんが、
これからグローバル化が加速していくと
否応なしにこういう考えの相手と
一緒に競争しながら
生きていかなければなりません。
「いや、そんなことはない」
と言われるかかもしれませんが、
必ずそうなります。
しかも世界を見渡せば、
われわれ日本人のように考えるほうが
圧倒的に少数派なのです。
このようなグローバルな競争に生き残って
いくためには、国際感覚を身につけ、
「先んじる」ということを
いつも意識して仕事に取組む必要があります。
今日一日の人生を大切に!