◇ スタンフォード大学精神科医の
アーヴィン・ヤーロム氏は、
末期患者についての研究をした結果、
「患者たちはもはや
治る見込みがないと告げられると、
ものの見方を大きく変化させる」
ということに気づきました。
余命を告げられると、
人間は小さな問題やささいな
心配事について考えるのをやめ、
人生をしっかりと生きるようになるそうです。
たぶん時間がないということを
あらためて認識にして、
その時間を何に使わなければならないか、
考えるようになるからではないでしょうか。
◇ また他の関連調査によると、
幸福度は平均して年齢とともに
上がることがわかってきています。
重要でないことにエネルギーを
費やしてしまう若者と違って、
年配の人は目の前のことにとらわれず、
本当に大切なことが何かを
しっかり認識できるからだそうです。
「人生は短い」
若者にとっても、
歳を重ねた人にとっても、
その事実をいつ認識できるか
が大きな意味をもちます。
好むと好まざるとにかかわらず、
時間は刻々と過ぎていきます。
私たちには限られた時間しかありません。
◇ この世には、
「する価値のあること」
「考える価値のあること」
がたくさんあります。
つまらないことに頭を悩ませて
時間を無駄にするなんて、
もったいないことです。
「人生は短い」を常に意識して
「何をしなければならないか」
を考えることが大切です。
<今日の名言>
死から、生を逆算しなければ、
人生の密度は上がらないのだ。
死というものを遠ざければ遠ざけるほど、
生の密度は薄れる。
死はいつも側に置いておくことだ。
いつ死がきても後悔しないように生きることで、
人生の密度は驚くべきほど濃くなる。
作者不詳
*いっそのこと「死」と
添い寝しときましょう!
今日一日の人生を大切に!