◇ トンビは毎週土曜日の早朝は
近くの河川敷にいます。
朝5時に起きて、
河川敷沿いにジョギングをします。
かれこれ15年以上続けている習慣です。
四季折々の色あいを見せる
この川面が、いつも清涼感を持って
押し寄せてきます。
早朝のそんな風景に
つい魅了されながらここにいると、
日々の雑踏を打ち消すことができます。
どこが季節の始まりで、
どこが季節の終わりなのか
知るよしもありませんが、
流れゆく時をめぐる季節で
確かに感じることができます。
これから本格的な春を迎え、
桜の次にツツジが川岸に咲きほこります。
一年に一度なごり惜しく過ぎて行くものに、
この世であと何度めぐり会えるのか。
もうそんなに多くはありません。
その回数を数えるほど、
人の一生の短さを知ることは
ないかもしれません。
河川敷の今年の春は、
そんな季節です。
<今日の名言>
願わくは 花のもとにて 春死なむ
そのきさらぎの 望月(もちづき)のころ
西行
* 桜の木の下で最後を
迎えることができたら最高です。
今日一日の人生を大切に!