Categories: 生き方

綾小路きみまろ の「あれから40年」 vol.248

 

「ようこそいらっしゃいました。

                            お元気でしょうか」

 

「気力のない拍手を頂き、

             誠にありがとうございます」

 

「昭和枯れススキの皆さん!

       本日は、ジジイ、ババアの養殖場」

 

◇ 綾小路きみまろ氏が登場すると、

    オープニングから大爆笑です。

 

トンビもホテルのディナーショーで

一度拝見したことがあります。

 

◇ 綾小路きみまろ氏の漫談に登場する

  「あれから40年」のネタを

   ご存知の方は多いでしょう。

 

長く暮らすうちに、新婚当初の

ういういしさや恥じらいなど消え失せて

 

「顔には皺とシミのスクランブル交差点」

 

「おなかは季節外れの鏡餅」   となり、

 

「ボディースーツ、脱いだ瞬間にかゆくなる」

 

と毒舌満載で観客を笑わせます。

 

このような状態になることを

妻の「オバサン化」といいます。

 

◇これは年齢に伴う女性ホルモンの

    分泌の変化をよるものです。

 

分泌量は10代から急激に増加し、

20代でピークを迎えるものの、

30代後半から減り始め、

40代半ばには更年期を迎えて

50代になるとほとんどなくなります。

 

◇ここで、仕事をもっている女性の場合は、

    まだ女性らしさを維持しようとする

    作用が働きますが、

 

仕事をやめてしまうと、

女性らしさを維持することのメリットは

ほとんどありません。

 

悲しいことに….

 

つまり

 

「これ以上女性らしさを

          維持しても割に合わない」

 

と開き直って決断します。

 

これが「オバサン化」の始まりです。

 

つまり「オバサン」とは

 

「女性らしさの維持を放棄した存在」

 

と定義することができます。

 

◇ では、男性の場合はどうでしょか。

 

     実は男性には女性と

     決定的に違うところがあります。

 

それはホルモンの分泌の仕方が

大きく影響してます。

 

男性ホルモンの分泌は女性と違って

40歳を過ぎても減らないのです。

 

なにしろ男性の中には、

70歳になっても若い女性と結婚し、

子どもを作る人がいるくらいです。

 

つまり男性の悲劇は、

 

体力が衰え、

見た目がカッコ悪くなっている

にもかかわらず、

 

「性」を捨てられない

 

 

ところにあります。

 

これが若い女性から、オジサンは脂ぎっていて

いやらしいと思われる最大の原因になります。

 

つまりオジサンの定義は、

「性」を捨てられない存在

 

ということになります。

 

◇ そこで第一の対処法は、

   下品な性から上品な性への転換、

   すなわち「オジサマ」になることです。

 

「オジサマ」が無理という「オジサン」には 、

  第二の道があります。

 

それは  「性を捨てる」

 

すなわち

「オジイサン」になるという方法です。

 

ただ、

いかにいやらしさを消すためにとはいえ、

男性である以上、「オジサン」からいきなり

「オジイサン」になってしまうのは

抵抗があるでしょう。

 

そういう人のために用意されているのが、

第三の道、すなわち

 

「ちょいわるオヤジ」です。

 

これは衰えた体力を回復させ、

活力を取り戻し、

 

男性ホルモンの分泌との違和感を

解消するよう努める方法です。

 

フロー図でまとめてみると

 

オジサン → オジサマ → オジイサン

 

または

 

オジサン → ちょいわるオヤジ → オジイサン

 

このようになります。

 

人生を華麗に生きていくためには男性の場合 、

この2つの道筋しかなさそうです。

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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