◇ 「情報デザイン」という言葉がある。
DMやPOPの文言を変えるのも、
情報をデザインするということになる。
この「情報デザイン」により、
相手の脳に入力される刺激が変わり、
反応が変わるようになる。
<味噌の販売例>
赤だし 179円
A 合わせ 168円
なすのお味噌汁 179円
↓
↓
期待しないで買ったら
B あまりに美味しかったから
また買いにきました。(お客さまより)
たとえば、 Aの掲示からBに変えることにより
179%に売上げが伸びた。
掲示する情報を変えた途端に
売上げが上昇することがわかる。
<コーヒー豆の販売例>
「モカ」の独特な香りと
高級種「トラジャ」の上質な
A コクを合わせた贅沢なブレンド
コーヒー。
中煎りですが、酸味はあまりありません。
創業当時から人気の高いブレンドです。
↓
↓
B 福山雅治に抱きしめられている、
そんなコーヒーです。
Bの文書のほうが圧倒的に量が少ない。
しかも、実際にはどんなコーヒーなのか、
まったく説明にもなっていない。
しかし実際には、
Bの方が圧倒的に売れた。
Bのコピーはきわめて情緒的なメッセージで、
購入者がすべて福山雅治ファンであるわけではなく、
「妻が福山ファンだから」と購入した男性や
「福山雅治ではなくて佐藤浩市なら買うのに」
と言いながら購入した主婦もいたという。
これは、消費者がきわめて
情緒的な情報 にも動機づけられる、
あるいは購入決定の際に影響を受ける
ことを示している。
つづく
<今日の名言>
君、時というものは、
それぞれの人間によって、
それぞれの速さで走るものなのだよ
シェイクスピア
*時間というものは、
人によって早さに違いがあるようです。
今日一日の人生を大切に!