◇ 成果をだすことができないのは、
「成果の出ない思考習慣」
と
「成果のでない行動習慣」
が原因であると何かの本に書いてあった。
であるならば、それらを矯正し、
再インストールするためには、
自らを教育し直すしかない。
私たちは常に
「今の楽」と「未来の楽」を
秤にかけて、どちらかを選択し続けている
という毎日を送っているのだ。
したがって、「未来の楽」を優先するのであれば
「今の楽」を犠牲にして、
頭の中のソフトを
「成果の出る思考パターン」
に矯正しなければならない。
◇人間はそれぞれ独自の思考パターンを持つが、
その思考パターンは、大きくわけると
「自責思考」 と「他責思考」
の二つがある。
すべてのことを自分の責任であると考える
「自責思考」 と
すべて他人のせいにする
「他責思考」である。
どちらが「成果の出る思考パターン」かというと
ここで言うまでもない。
そして自責か他責か、そこを制御しているのが
その人の言語パターンである。
どんな言葉を持っているか、
そしてそれをどのように使うかが、
その人の思考パターンとなる。
だからその人と話をすると、
その人の思考パターンがわかり、
人生においてどの方向に向かってのかも
わかったりするのである。
自分が
「どんな言葉を持っているか」
自分が
「どんな言葉で定義しているのか」
これほど重要なことはない。
<今日の名言>
人間はどんなに荒唐無稽な話でも、
聞いているうちに自然と
これがあたりまえと
思うようにできている。
そして、それがすでにしっかりと
根を下ろしてしまう。
だから、これを削ったり抹殺したりすると、
とんでもない目にあう。
ゲーテ「若き日のウェルテルの悩み」
*思考パターンがしっかり根を
下ろしてしまうと矯正しようがありません。