「仁義なき戦い・頂上作戦」最後の語り     vol.200

 

◇ メルマガ発行200回記念は、

 泥臭い、昭和っぽい、テーマにしてみました。

 

昌三 「もう、わしらの時代はしまいで、

              18年もたって、口が肥えてきたけんのう、 

       わしら、もう野良突くほどの性根はありゃせんのよ。

               こう寒さがこたえるようになってはのぉ~」

 

明     「昌三 しんぼうせ~の」

 

昌三    「お互いにのぉ~」 

 

  *2人の絡みは渋すぎます。

 

◇上述の会話は

 

「仁義なき戦い・頂上作戦」 

 

    最後の語りです。

 

    逮捕された菅原文太(昌三)が

    裁判所の廊下でヤクザ仲間の

   小林彰(明)に語る言葉です。 

 

   昭和は貧しくはあっても

 ギラギラと精気あふれる鋭利な眼光を、

  彼らが持っていた時代でした。

 

  ヤクザだけでなく、生きていくのに

  誰もが必死だった、そういう時代でした。

 

  戦後の復興期をしばし振り返りながら

  彼らが言ったこの言葉は胸に響きます。

 

クラウドやAI等、

時代はグローバリゼーションの波に乗って

たしかに豊かになりましたが、

豊かさゆえになくすものもたくさんあります。

 

どちらが幸せなのか・・・・

 

昭和が ほんとうに 

だんだん遠くになりつつあります。

 

これも時代の潮流だと

あきらめるしかありません。

 

<今日の名言> 

 

広島のケンカいうたら殺(と)るか殺られる

かふたつしかあらせんので!

 

いっぺん後手に回ったら

死ぬまで先手はとれんのじゃけん

 

広島極道は芋かもしれんが、

旅の風下に立ったことはいっぺんもないんで。

                   映画「仁義なき戦い」より

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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