またまたドラッカーの登場です。
◇ ドラッカー5つの質問とは、
1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?
という5つで構成される問いです。
これだけ見ると難しく
感じられるかもしれませんが、
よくよく見てみると、
事業を行うにあたっての、
きわめて重要で、
かつ本質的な質問だということがわかります。
この5つが矛盾なく、
相互に連環することによって
事業の目的である「幸せな顧客の創造」
が可能になるのです。
しかしながら、
「多くの企業は、このようなことを
真剣に考えたことがないのでは」
という疑問を持たれるかもしれません。
たぶん多くの企業はそんなことは
考えてないはずです。
◇ また質問の中のミッション(mission)
というのは、直訳すると「使命」のことですが、
これをソフィアバンク代表の田坂広志さんは、
「この命、何に使おうか。
それが使命という言葉の意味です」
とおっしゃっていました。
ミッションは、リーダーに情熱を吹き込み、
共感する人々を集め期待以上の仕事を生み出す。
迷った時には指針となり、
組織が一丸となって進むべき道を
指し示してくれるものです。
わが会社のミッションは何か?
ときには深く深く考えてみましょう!
<今日の名言>
人真似をするな!
楽しければ人真似をするのも自由だが、
そうなると企業は転落と崩壊の道をたどりはじめる。
本田宗一郎
*人は真似をしながら学びますが、
企業はこれではダメなのです。
真似からは独創的なイノベーションは
決して生まれてきません。
今日一日の人生を大切に!