パレードの法則の応用編「20対60対20」の法則    vol.141

 

◇本日は以前紹介した

 パレードの法則(80対20の法則)

   の応用編です。

http://dr-tonbi.jp/2017/05/10/0020/

 

  どんなに優れた仕組みは給与体系を作っても、

    すべての会社が免れることができない法則 

 

   それが「20対60対20」の法則です。

 

 できるだけわかりやすく説明します。

 

◇ 最初の20%というのは、

   会社の状況が良くても悪くても、

   一生懸命頑張る人を指します。

 

   彼らは自分で考えて

   行動できるポジティブな人です。

 

   いわゆる優秀な人材。

 

◇ もう一つの最後の20%は、

   会社の状況が良くても悪くても、

 給与体系が良くても悪くても、常に文句をいう人。

 

    常にネガティブなマインドの持ち主です。

 

◇ 次に上下の20%に挟まれた

 真ん中の60%は、業績がよくて

 会社の状況が良いときは上の

    20%につられて働くし、

 

     会社が沈んでいるときには、

     下の20%と一緒になって文句を

      言ったり批判をしたりします。

 

◇この法則の重要なポイントは、

  下の20%にいろいろ対策を講じても、

  相談に乗ってやっても、飲みにつれていっても、

   モチベーションを上げるよう投げかけても、

   厳しく指導しても。

 

これは、むなしい努力で終わるということです。

 

   一時的に良くなることはあっても

   抜本的な解決策にはならないということ。 

 

   下の20%の人は、どこにいても

   ネガティブな層であり、

   永遠に変わることはありません。

 

  ここの人たちを変えようとしても

  意味がないということです。

 

◇それでは、組織全体をレベルアップ

   するためには、どうしたらいいのか?

 

 上の20%に経営資源をつぎ込むのです。 

 

   上の20%に力を注ぐと彼らはさらに良くなり、

   そうすると、60%の人たちも引きずられて、

    組織全体が向上する。

 

   しかし組織全体が向上しても

   下の20%は存在し続けます。

 

 これは自然の摂理なのです。

 

◇不満を訴え、やる気も成果もない

20%の人を改善したり、取り除く努力をする

   必要はありません。

 

「そおいうものだ」と受け入れてしまうのが

   賢明であり、こうして組織はまとまっていく。 

  ということを

  この法則は我々に訴えています。

 

◇この法則が正しいかどうかは

   トンビにはよくわかりませんが、

   非常に興味深い内容です。

 

  一部上場の民間企業は、当然この法則を

  意識して社員育成をやっていると思われます。

 

  あなたが管理者の場合は、

  ぜひこの法則を参考にしてください。

 

  社員の場合は、上位20%に

  入れるように 頑張りましょう!

 

今日一日の人生を大切に!

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トンビ博士

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