◇ 本日もまた ピーター・F・ドラッカーです。
ドラッカーは、すばらしい言葉を遺しています。
「経営とは、人を通じて物事を
達成する業(なりわい)なり」
そして経営者とは、
会社の理念を中ぬきで戦術にし、
部下に伝える人ではない。
会社の理念を自分なりに
部や課の理念に翻訳した上で、
目標、戦略へと落とし込むことが
できる存在である。
◇ また会社における「方向性」とは、
三点セットから成り立っているもので
あると理解する必要がある。
その3つとは、
「理念」「目標」「戦略」である。
そして方向性とは、
この3つを組み合わせた次の公式で表せる。
理念+目標+戦略=方向性
「理念」:観念的に、抽象的に、
どうなりたいか、という定性的な思い。
どういう組織でありたいか、
どういうチームでありたいか、
という理想であり、夢である。
「目標」:「なりたい」の定量的なもの。
中長期計画
「戦略」: その「なりたい」を達成するため、
何をすればいいのかを考えること。
この「何をするか」が戦略。
理念と目標を実現するための、
大きな枠組み。
◇ さて、あなたの会社の「理念」は?
次に「目標」は?
将来「なりたい」定量的なもの?
「中長期計画」は?
そしてそれを実現するための「戦略」は?
ちゃんと ありましたか?
もしなければ「方向性」が定まりません。
<今日の名言>
労働者諸君!
田舎のご両親は 元気かな?
たまには 手紙を書けよ
by 寅さん
今日一日の人生を大切に!