◇ ルノーから日産自動車の再建のために
送り込まれたカルロス・ゴーン社長は、
日産に入って たりないものが
2つあると言いました。
◇ そのひとつが、
社員の中に「コミットメント」がない、
ということでした。
「コミットメント」とは、
確約という意味です。
もう少しわかりやすい言葉でいえば、
「なんとしてでもやってやる」
という強い決意のことです。
「なんとかやりましょう」というのは、
「プロミス」 である。
単なる約束にすぎません。
日産には、
「なんとしてでもやってやる」
これが足りないと言ったのです。
◇ そしてもうひとつは、
「アカウンタビリティー」
つまり 「結果責任」でした。
結果を出せなければ責任をとる
覚悟が必要だということです。
そして、ゴーン社長は3年間で
結果を出せなければ、自分も含めて取締役を
総退陣すると宣言したのです。
腹の座っている人は、やることが違います。
ちなみに 日産取締役当時の年収は
ゴーン社長の9億8700万を筆頭に取締役9人の
うち、6人が1億円プレーヤーだそうです。
では、当時の名言をご紹介いたします。
<カルロス・ゴーン語録>
* 「デッドライン」を絶対に守り、
「コミットメント」は必ず達成すること!
* 値引きはしない、接待はしない、
しかし必要なコストは惜しまない。
* 会社には夜も眠らず
解決する人間が必要だ。
* 最も成長力のある市場に
注力するのが経営である。
* トップが不満を示すと社員は不安を抱える。
* リーダは業績によってのみ評価される。
* 強いモチベーションがあれば、
どんな壁も乗り越えられる。
<今日の名言> *寅さんもゴーンには負けません!
旅というものはなあ
行先を決めてから
出かけるもんじゃないんだよ。
by 寅さん
*今日一日の人生を大切に!