Categories: 一般教養・雑学

ミサイル発射の警報音(Jアラート)が響いたらあなたはどうしますか? vol.58

◇ 最近鳴りをひそめている

   北朝鮮の弾道ミサイルの発射。

 

  もうそろそろ、次が飛んで

  きそうな気がいたします。

 

  現段階では、実験レベルだと思いますが、

  段々と精度が増し、実用化レベルになる

  のは明らかです。

 

  そのミサイルが、どこに飛んでくるのか?

 

 一番考えられるのは 米軍基地。

 

 北から、三沢、横須賀、厚木、横田、

 岩国、佐世保、嘉手納。

 

 いつ攻撃されてもいいように、

 今から心の準備が必要です。

 

 そこで本日は、北朝鮮が日本を

 ターゲットにして、ミサイルを発射

 したことを想定したテーマです。

 

◇ 仕事をしている最中に、あなたの職場で

 あの ミサイルの警報 (Jアラート)

 鳴り響いたとします。

 

 あなたはその時どうしますか?

 

 その日のために、ミサイルに関する

 基本的な知識を修得しておく必要があります。

 

◇ ミサイルが 着弾するまで、

 どれくらいの時間がかかるのでしょうか?

 

 去年発射されたミサイルの情報から

 推測します。

 

 「平成28年2月7日に北朝鮮西岸の

  東倉里(トンチャンリ)付近から

  発射された弾道ミサイルは、約10分後に、

  発射場所から 約1,600km離れた

  沖縄県先島諸島上空を通過」

 

 このトンチャンリから東京までは約1400km

 ミサイルが東京に飛来すると仮定するならば、

 10分以内に来ると考えたほうが良さそうです。

 

 そして、ミサイル発射から  ”Jアラート ”

 発報されるまで、早く見積もって

 2分と仮定します。

 

 すると、残り時間は単純に考えて  8分 

 

 あの不快な警報音が鳴り響いてから

 8分 以内にはミサイルが東京に

 着弾すると言うことです。

 

 信じられないほど短い時間しかありません。

 

”Jアラート ”を聞いた瞬間、

  あなたはどうしますか?

 

 仕事を放っぽり出して逃げるのか?

 

 それとも呆然として、 

 ”これって 冗談じゃないの?” と疑いながら

 ミサイルが着弾するのを待つのみか?

 

 いや、家族に電話して安全なところに

 避難するよう指示するのか?

 

 この生死を分ける 8分 の間に

 我々は一体全体 何をすべきなのでしょうか?

 

◇ これについて、政府が先日発表した

「内閣官房・国民保護ポータルサイト」には、

 http://www.kokuminhogo.go.jp/

 こう書かれています。

 

【屋外にいる場合】

・近くのできるだけ頑丈な建物や
 地下街などに避難する。

・近くに適当な建物がない場合は、
 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。

 

【屋内にいる場合】

・できるだけ窓から離れ、
 できれば窓のない部屋へ移動する。

 

*なんとなく危機意識に欠ける
 非難訓練のようなサイトで
 あまり参考にはなりませんが....

 

◇ まず知っておかねばならない

 基本的な知識があります。

 

 それは

「ミサイルそのものでダメージを

 負うのではなく、ミサイルに搭載された

 爆弾が爆発することでダメージを負う」

 ということです。

 

 つまり、ミサイル自体で被弾する

 確率は極めて小さいが爆弾の爆発により、

 広範囲に被害を及ぼすということです。

 

 であるならば、我々が ”Jアラート”を聞いて

 真っ先に考えるべきことは、

”爆弾の爆発によるダメージをどう回避するか”

ということになります。

 

 では、どうやって回避するの?

 

 どこに逃げればいいの?

 

 いろんな専門家の意見を総合すると、

 その場所は 「 地下、 地下街」

 ということになります。

 

 これらのことを考えると、

 ”Jアラート” が鳴ったときには、

 とりあえず携帯だけ持って、

 トンビは一番近くの 地下街に逃げ込みます。

 

 もし地下街が無ければ、

 「ビルの地下」にします。

 

 地下に行けば、とりあえず

 爆傷は避けられそうです。

 

 *地下がないところはベッドの
  下にでももぐり込んでおきましょう。

 

 ただ、地下では有毒ガスなどは、

 避けられないかもしれません。

 

◇ 北朝鮮が、サリンなどの化学物質を

 ミサイルの弾頭に安定的に搭載する能力を

 保持しているかどうかはわかりませんが、

 もしミサイルに核やサリンが搭載されていたら、

 どうすればいいのでしょうか。

 

 これは大変重要な問題です。

 

 核弾頭/サリン弾頭などを

 搭載していた場合は、

 被弾のダメージは数百倍にもなり得ます。

 

 この場合は防御策がかなり厳しい。

 

 防衛関係者は

「核弾頭については保有している可能性が高い。

 科学弾頭も保有できている可能性は

 否定できない」 と言っていました。

 

 残念ながら、そんなミサイルが

 落っこちてきた場合は、生存をあきらめます。

 

 そして ただ ただ 祈るのみです。

 

 北朝鮮がそんなミサイルを日本に

 向けて発射しないことを....

 

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*今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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