◇ 最近鳴りをひそめている
北朝鮮の弾道ミサイルの発射。
もうそろそろ、次が飛んで
きそうな気がいたします。
現段階では、実験レベルだと思いますが、
段々と精度が増し、実用化レベルになる
のは明らかです。
そのミサイルが、どこに飛んでくるのか?
一番考えられるのは 米軍基地。
北から、三沢、横須賀、厚木、横田、
岩国、佐世保、嘉手納。
いつ攻撃されてもいいように、
今から心の準備が必要です。
そこで本日は、北朝鮮が日本を
ターゲットにして、ミサイルを発射
したことを想定したテーマです。
◇ 仕事をしている最中に、あなたの職場で
あの ミサイルの警報 (Jアラート) が
鳴り響いたとします。
あなたはその時どうしますか?
その日のために、ミサイルに関する
基本的な知識を修得しておく必要があります。
◇ ミサイルが 着弾するまで、
どれくらいの時間がかかるのでしょうか?
去年発射されたミサイルの情報から
推測します。
「平成28年2月7日に北朝鮮西岸の
東倉里(トンチャンリ)付近から
発射された弾道ミサイルは、約10分後に、
発射場所から 約1,600km離れた
沖縄県先島諸島上空を通過」
このトンチャンリから東京までは約1400km
ミサイルが東京に飛来すると仮定するならば、
10分以内に来ると考えたほうが良さそうです。
そして、ミサイル発射から ”Jアラート ” が
発報されるまで、早く見積もって
2分と仮定します。
すると、残り時間は単純に考えて 8分 。
あの不快な警報音が鳴り響いてから
8分 以内にはミサイルが東京に
着弾すると言うことです。
信じられないほど短い時間しかありません。
◇ ”Jアラート ”を聞いた瞬間、
あなたはどうしますか?
仕事を放っぽり出して逃げるのか?
それとも呆然として、
”これって 冗談じゃないの?” と疑いながら
ミサイルが着弾するのを待つのみか?
いや、家族に電話して安全なところに
避難するよう指示するのか?
この生死を分ける 8分 の間に
我々は一体全体 何をすべきなのでしょうか?
◇ これについて、政府が先日発表した
「内閣官房・国民保護ポータルサイト」には、
こう書かれています。
【屋外にいる場合】
・近くのできるだけ頑丈な建物や
地下街などに避難する。
・近くに適当な建物がない場合は、
物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。
【屋内にいる場合】
・できるだけ窓から離れ、
できれば窓のない部屋へ移動する。
*なんとなく危機意識に欠ける
非難訓練のようなサイトで
あまり参考にはなりませんが....
◇ まず知っておかねばならない
基本的な知識があります。
それは
「ミサイルそのものでダメージを
負うのではなく、ミサイルに搭載された
爆弾が爆発することでダメージを負う」
ということです。
つまり、ミサイル自体で被弾する
確率は極めて小さいが爆弾の爆発により、
広範囲に被害を及ぼすということです。
であるならば、我々が ”Jアラート”を聞いて
真っ先に考えるべきことは、
”爆弾の爆発によるダメージをどう回避するか”
ということになります。
では、どうやって回避するの?
どこに逃げればいいの?
いろんな専門家の意見を総合すると、
その場所は 「 地下、 地下街」
ということになります。
これらのことを考えると、
”Jアラート” が鳴ったときには、
とりあえず携帯だけ持って、
トンビは一番近くの 地下街に逃げ込みます。
もし地下街が無ければ、
「ビルの地下」にします。
地下に行けば、とりあえず
爆傷は避けられそうです。
*地下がないところはベッドの
下にでももぐり込んでおきましょう。
ただ、地下では有毒ガスなどは、
避けられないかもしれません。
◇ 北朝鮮が、サリンなどの化学物質を
ミサイルの弾頭に安定的に搭載する能力を
保持しているかどうかはわかりませんが、
もしミサイルに核やサリンが搭載されていたら、
どうすればいいのでしょうか。
これは大変重要な問題です。
核弾頭/サリン弾頭などを
搭載していた場合は、
被弾のダメージは数百倍にもなり得ます。
この場合は防御策がかなり厳しい。
防衛関係者は
「核弾頭については保有している可能性が高い。
科学弾頭も保有できている可能性は
否定できない」 と言っていました。
残念ながら、そんなミサイルが
落っこちてきた場合は、生存をあきらめます。
そして ただ ただ 祈るのみです。
北朝鮮がそんなミサイルを日本に
向けて発射しないことを....
*今日一日の人生を大切に!