「つながらない権利」を獲得してデジタルデットクスを実践  ②  vol.418

◇休日も心が仕事から解放されない緊張状態は

テレプレッシャー(telepressure)」と呼ばれ、

 

「部下は上司に即レスすべし」

 

「従業員は顧客に即レスすべし」

 

「深夜や休日にレスしない社員

        =ダメな社員」

 

といった暗黙のルールが存在する

企業に勤める人ほど、

テレプレッシャーは高まる。

 

◇ ノーザンイリノイ大学の

   ラリサ・K・バーバー博士らの調査では、

 

強いテレプレッシャーを感じている

労働者の 睡眠の質は低く、

 

「仕事に行こうという気にならない」

 

「自分は電池切れのように感じる」

 

「集中できない」といった傾向が強い。

 

◇ また、バージニア工科大の

    研究チームの調査では、

 

父親が高いテレプレッシャーを感じていると、

家族の幸福感が低下することもわかった。

 

ただでさえ、現代の仕事は

精神的緊張を強いられがち。

 

職場ではひたすらパソコンの画面を見つめ、

時間的なプレッシャーに晒され無駄話もせず、

黙々と仕事する…

 

プレッシャーだらけの24時間を

強いられているのが、現代の労働者なのだ。

 

◇精神的緊張で疲弊した心が

    元気を取り戻すには、

 

十分な睡眠に加え、

 

家族や友人とおしゃべりを楽しんだり、

美味しいものを食べたり、

映画やテレビをボ~ッとみたり、

趣味に没頭したり…

 

といった時間が必要不可欠。

 

◇ たかがメール。

 

    されど メール

 

せめて週末だけでも

デジタルデトックス

をやってみてはどうだろうか。

 

週明けにメールを立ちあげたときに、

なだれ込む何百通ものメールに

うんざりするかもしれないが…、

 

それでもせめて

「つながらない権利」を、

主張してみてほしい。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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